新庄の家 間もなく竣工

このブログでも何度か紹介している新庄の家。今週いよいよ竣工予定、ですが、東北地方の職人+資材不足のあおりを受け、やや遅れ気味。現場担当のT氏も胃潰瘍一歩手前の状態で、奮闘していました。

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嫁ぎ先探してます

 多大な労力と時間をかけて育てあげ、胸を張ってお見合いに送り出した。

 

 そして「すごくいいとは思うんですが、ちょっと私が思ってたのと違うんですよねぇ。なんで、今回の話はなかったということで…。」

 

 お見合いの場ではよくある話。

 

 そして我々のデザイン提案でもよくある話。

 

 時には数週間にも及ぶ時間をかけ、提出間際は徹夜して完成させる提案書。うまくいくときもあれば、即座に却下なんてこともある。

 

 というか、却下されることが多いのが普通だと思う。

 

 10割バッターなんて存在しないので、そんなものといえばそんなものだが、却下された案がなんとも不憫でならなかった。

 

 そこで、この嫁げなかったプロジェクト達をホームページにアップし、公開お見合いをさせて頂きます。

 

 第1段は「緑に佇む家」

 

 夫婦2人と子供2人、そして祖父が同居する家庭という設定。土地は125坪と広めなので、親から譲り受けたわりと広めの土地がある方にはフィットするはず。

 

 さぁ、如何です?

 

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新庄の家_竣工まであと1カ月

新庄の家も竣工まであと1カ月。11月10日(土)に定例会議を兼ねて現場に行ってきました。

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新庄の家 いよいよ着工! まずは地盤改良工事

 昨年11月に設計を開始した山形は新庄の2世帯住宅。確認済証も受理し、ついに着工しました。新庄は雪深いところなので、本格的に雪が積もる前に完成させなければなりません。なので5ヶ月後の12月上旬竣工予定です。本現場の法定監理者は建設会社ですので、弊社はあくまでも設計者として、設計意図伝達業務を行い、月1回のペースで現場に足を運ぶ予定です。

 

 昨日は基礎工事に先立ち、地盤改良工事を開始しましたので、その様子と建物位置の確認のため現場へ行ってきました。

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紫陽花が咲く、羽田空港国際線ターミナル

■約1年ぶりに羽田空港国際線ターミナルに行ってきました。

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港南台の家_完成しました

 4月下旬に1階水廻りが完成した港南台の家。2階と玄関のクロス貼り替えも終了し、お施主様より撮影許可を頂きましたので、先週完成写真を撮ってきました。

 

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港南台の家_もうすぐ完成?

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港南台の家_いよいよフローリング

 今日は別件の実施設計作業の合間を縫って、現場確認。床の下地合板、天井下地が、ほぼ完了した模様。

 写真の天井に見えているのは、照明設置用の折上げ天井。ここにシームレス蛍光灯、熱感知器を仕込む予定。右に見える白い段ボール箱の中にフローリングが入っています。

 

 

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港南台の家:床下断熱施工完了!!

 本日はお施主様との打合せを兼ねて現場へ。

 キッチンは既に根太と床下断熱の施工が終わり、フローリング下地の合板を張り付けてました。

 写真中黄色いのが、断熱材(45ミリ厚)です。根太と根太の間にスキマなくきれいに施工されてました。これで冬の底冷えはある程度解消されそうですね。

 

 

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港南台の家:解体現場

港南台の家、ついに着工しました。まずは解体工事です。

 

写真は手前から、キッチン⇒洗面脱衣⇒浴室⇒トイレとなっています。

 

築25年ですので、この住宅が建てられたのは1987年=昭和62年です。

昭和56年の耐震基準改正後に建てられているので耐震性はOKです。

 

築25年の家はだいたいこのような構造になっています。ちょっと解説すると・・・。

 

■基礎:布基礎です。写真で地面の土が見えているのが分かるとおり土間コンクリートは

      打設されていません。土台はコンクリート基礎に直接乗せてあり、床下換気口も

      見えます。

      大引きを支える束も木で、束の基礎は捨てコンです。こちらのお宅は状態が非常

      に良く、土台、大引きともにお風呂の一部を除いて腐食はありませんでした。

 

■内外壁:外壁は通気工法ではなく、断熱材⇒野縁⇒外壁(内壁)となっています。

       外壁側にはアスファルトシートのようなものが貼ってあります。

■屋 根:野地板は写真の通り構造用合板ではなく、製材の野地板ですね。

       天井に断熱材は無かったようです。

 

・こちらのお宅は建売住宅だったとのことですが、築25年にしては土間コンがなかったり、

 大引きと太掛けのレベルが合っていない(床が反っていました)など、購入時に見えない

 ところでやや荒っぽい施工をされていたように見受けられます。大引きや土台の状態が

 良かったのは幸いですが、冬にしんしんと冷えるのは、いた仕方ないという状況です。

・この年式の中古住宅を購入される方は、床下点検口や床下収納などから基礎の状態を

 良く確認することをお勧めします。

・今回の改装では床仕上げの下に断熱材を施工する予定です。これで冬の底冷え感は、

 多少改善されるはずです。

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現実は小説よりも奇なり~「天空の蜂」を読み返して~

 3年くらい前に、出張先の山形で買った東野圭吾著「天空の蜂」を読み返してます。裏表紙にあるあらすじには、「奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子炉区発電所の真上。日本国民全てを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料がつきるとき・・・。」となっています。

 

 そう、原子力発電所を題材としたサイエンスミステリーです。私は福島第一原発事故が起きた時、真っ先にこの小説のことを思い出しました。そして事故から1年たった今、また読み返しています。

 

 読み進めていくと、原発を設置している県の知事が、脅威にさらされた原発近くに住む住民に、避難指示を出すかどうかという議論をしているくだりで、つぎのようなセリフが出てきます。

「地元から問い合わせがあるだろうが、避難の必要があるなんてことは、軽率にいわんでくれよ。今ここであわてて避難させたりしたら、原発の安全性を自ら否定することになるんだからな」

 このセリフ、なんだか聞いたことがあるような・・・。これ以外にも今回の事故と2重写しになるような描写が沢山出てきます。

 

 さすが理系出身の東野だけあって、科学的な裏付けもしっかりできているように思います。結構分厚い本ですが、福島第一原発事故や原子力政策について考えるうえで、補助線となりうる作品でしょう。

 

 ちなみに、小説のなかでテロリスト側が、日本の全原子力発電所をただちに停止しろと要求し、政府側の人間はそんな無茶なことできるはずがない!とさけんでいます。が、今年の5月には全原子力発電所が停止予定です。

 

現実は小説よりも奇なり。

 

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港南台の家:いよいよ着工

■模型を上部から俯瞰した写真。左からキッチン、洗面脱衣、浴室、そしてトイレ。

 キッチンはフルオーダーキッチンのエクレア製。いろんなギミックが詰まった楽しいキッチンになりそうです。

 洗面台には人造大理石と一体となった洗面ボールを採用。ソリッドで彫刻的な洗面台が仕上がります。また化粧鏡にもギミックがあります。それは出来てからのお楽しみ...。

 

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龍になれ、雲、おのずから集まる

 3月12日の報道で、森ビルの森稔会長が3月8日に亡くなられたことを知りました。

 

 森会長とは2000年に一度だけお会いしたことがあります。それは私が羽田第2ターミナルのデザインをまとめるため、アメリカのシーザー・ペリ事務所で仕事をしているときでした。たまたまとある物件の打合せで森会長(当時は社長)が渡米され、ペリ事務所に来所されるということで、議事録係兼アシスタントとして打合せに同席させて頂きました。

 

 早朝のNYに到着した足でそのままニューヘブンのオフィスに来られ、打合せの後NYにトンボ帰りするという強硬スケジュールでしたが、疲れた様子もなく淡々とした語り口で打合せに臨まれている姿がとても印象的でした。本当に落ちついた方で、オーナー社長にありがちな威圧的な態度もまったくなく、終始にこやかな表情で同席者に接しておられました。が、それと同時に、都市再開発にかける内に秘めた熱意と情熱は、その存在や言葉から十分感じ取れる方でもありました。

 

 その後暫くたった2008年1月27日の朝日新聞「仕事力」において、森社長のインタビューが掲載されていました。森社長が父の後を継いで不動産業を手伝うようになったこと、アークヒルズ(だと思います)で地権者のとりまとめに苦労したことなどが掲載されていましたが、そこに以下のような記事がありました。

 

「志が高ければ、いろいろなところから思いがけない協力者や賛同者が現れます。異なる意見や反対意見の人も志だけは理解してくれます」

「振り返れば、作家・武者小路実篤の『龍になれ、雲、おのずから集まる』の言葉に支えられてきました」

 

 アークヒルズの再開発事業では、数百世帯の地権者を取りまとめるため、相当粘り強く交渉したそうです。交渉にはご自身が出向き、再開発の必要性について、ひざ詰めで説いて回ったとありました。

 

 反対する地権者が相当数いたようですが、そのような交渉過程のなかで、自分を支えていたのは、「都市がより良い未来を拓く」という高い志であったと、森社長は振り返っています。高い「志」が自分を支え、そしていつかその「志」に賛同してくれる人が、周囲に集まってくるのだと。

 

 そして森社長はその志によって再開発事業を成功させ、その後も宕グリーンヒルズや六本木ヒルズなどの再開発事業を成功させたのは、みなさんも良くご存じのことでしょう。

 

 バブル崩壊後の長い経済不況、そして昨年に起きた大震災など、なかなか明るい展望が描けないこの時代ですが、まず地域や社会を良くしていきたいという志にもとづいて、個々人が行動を始めることがとても重要なのだと説いているように思います。そしてその志に基づく行動は、きっと世の中を良くし、ひいては自分が成長する糧になるのだと。

 

 一度だけあった森会長の姿と新聞で接した言葉は、つよく私の胸に刻まれています。その功績に賛否両論あるのも事実ですが、それ故に偉大な人だったと改めて思います。

 

 心よりご冥福をお祈り致します。

 

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飛行機の見える出発ロビー

 まず本題に入る前に、専門用語の解説をします。空港業界では滑走路側のエリア、または向きを「エアサイド」、反対にバスや自動車が寄りつく側を「ランドサイド」または「カーブサイド」と呼びます。どこかで線引きして呼び分けているわけではありませんが、慣例的には金属探知機のあるセキュリティーゲートを境に、搭乗口側をエアサイド、出発ロビー側をランドサイド、カーブサイドと呼んでいます。

 

 さて本題ですが、ここでは出発ロビーのお話をします。出発ロビーとは飛行機に乗る前にチェックインしたり荷物を預けるチェックインカウンターのある空間のことを指します。この出発ロビーですが、日本国内にある国内線ターミナルのほとんどと言っていいほど、チェックインカウンターがエアサイド側、つまり滑走路側に配置されています。お気づきの方もいらっしゃったでしょうか?。これはどうしてかというと、バゲージ=預かり手荷物を効率的にベルトコンベヤーで1階のバゲージハンドリングエリアに運ぶためです。

 

 では、これによって何が起きているのか?、というのが今回のテーマなのです。

 

 何が起きているのか?。実はこれにより出発ロビーから飛行機が見えない構造になっているのです。

 

 チェックインカウンターはその背後に壁がありますので、エアサイド側にカウンターを配置すると、ほぼ間違いなく飛行機は見えなくなります。

 

 

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