現在設計している2世帯住宅の2階に、特注のユニットバスの採用をお客様に提案しています。
写真にあるように、バスタブや水栓を自由に選んだり、出入り口側壁面をステンレスサッシのガラス張りにすることも可能です。また床や壁にタイルも貼れます。
なので、造作で浴室を作るのと変わらない使用で、ユニット化できます。そしてユニット化することによって以下のようなメリットが出てきます。
・防水性の向上
下地は既成品と同じ防水パン仕様になるので、造作に比べ格段にアップします。
2階以上の階に造作浴室を設けたい場合は特に有効です。
・暖かい
躯体とユニットバスの間に空気層ができるので、従来の造作浴室に比べ暖かくなります。床をタイルにするとその差は顕著になると思われます。また、ユニットバス周囲に発泡ウレタンを吹き付けることで、断熱仕様にもできます。
良いことずくめのようですが、コストはそれなりにします。既成品ユニットバスの最高峰と言われるLIXILのスパージュの最高グレードが300万円近いプライスですが、写真の特注プラン(Artis)だと600万円弱します。
ですが、同じグレードの造作浴室を作るコストを考えると、同等かちょっと安いくらいです。
お風呂にこだわりがあり、多少贅沢してもいいかなと思われる方にはオススメですね。2世帯等で2階に造作浴室を検討されている方は、前向きに考えてもいいと想います。
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