倉庫の新しい使い方

 

 先週、拙息の通う体育会系幼児園のスキー合宿で、マンションのリノベーション事業を10年以上前から手がけていらっしゃるパパとお話する機会がありました。

 

 最近でこそ中古マンションをリノベーションし、リーズナブルな価格で新たなライフスタイルを手に入れるということが一般化してきました。しかし上記のパパが、中古マンションの一室をスケルトン(骨組みレベル)まで一旦解体し、お金をかけて作りなおすリノベーション事業を始めた当時、周囲の同業者から正気の沙汰ではないと言われたとのこと。。当時はまだ、クリーニングやクロスの張り替えをして転売するのが常識で、リノベーションという概念がなかったのですね。

 

 そして、その後さまざまな業者がリノベーション事業に参入するようになり、市場が活況を呈するようになったのはご存知かと思いますが、現在ではすでに飽和状態にあるとのことです。

 

 そのパパとお話するなかで、最近では借り手の付かなくなった空き倉庫をオフィスにリノベーションし、集客するスキームがありますよ、というお話をさせて頂きました。

 

 通販ビジネスの台頭で、最新設備を備えた大型倉庫が郊外にできる流れのなかで、都心にある古い倉庫に空きが目立つようになってきています。そこに目を付けて、事務所より家賃の安い倉庫をリノベーションし、オフィスとして貸し出す事例が増えてきています。

 

 中古マンションのリノベなど同一用途のリノベーション需要が一巡してくるなかで、今後は従来使っていた用途と異なる空間に再生するリノベーションがトレンドとなってくることが予想されます。

 

 そして弊所でも、とある会社の工場兼倉庫をオフィスにリノベーションするプロジェクトのデザイナーとして選定して頂きました。1階が木材の加工工場で2階が建築資材置き場として使っていた倉庫です。空間ボリュームも大きく、どんな空間に生まれ変わらせるか、試行錯誤の連続になることが予想されます。ですが、新しいオフィスで働く人々に笑顔をもたらすような豊かな空間につくりあげるために、全力で取り組んでまいります。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    Akira Morita (火曜日, 02 2月 2016 09:30)

    かつてのオフィス(桜木町)近辺にも使っていない倉庫が一等立地にいっぱいあり、そのうちの一つがフリークライミングの練習場になり、今は有名なボルダリングスポットになっています。

    最初に考えた人はすごいな~と思いますが、きっと周囲からは反対の声に包囲されていたんだろうな~と思います。

    突き抜けた発想で、活路が開けるのが今から楽しみですネ!

  • #2

    Yoichiro Ikeda (火曜日, 02 2月 2016 09:41)

    Morita様
     昨日は色々と為になるお話をお聞かせ頂きありがとうございます。
     桜木町にも使っていない倉庫沢山あるのですね。もったいない!!。
     ボルダリングやスポーツジム、そしてオフィス等にコンバートし、クリエイターや創業間もない若者達にスタートアップの場所として利用してもらうといいですね。そうすれば、東京からも横浜にど人が集まってくるのではないかと思います。