4年まえのこの日

4年前のこの日、丸の内にあるガリバー本社にいました。


ビルの24階で打合せをしていると、下から突き上げられる振動を感じたあとゆっくりですが、大きな横揺れが襲ってきました。


震度6程度の揺れでは、ビルは倒壊しない、サッシやガラスも脱落しない、建築士として当たり前のようにわかっています。


アルミカーテンウォールの実大性能試験でも、サッシをを揺らす実験を見たこともあります。


でもこの時、鉄骨が軋む音が鳴り響き、目の前のカーテンウォールは、実大性能試験でみたように、大きく変形…。


これは、ひょっとしてもうだめかも…、このビル倒れるかも…、と本気で思いました。


33階建てビルの24階は、ビルの中層階のちょっと上なので、長周期地震動の影響を受けやすい場所だったから、揺れが強かったのかもしれません。

 

頭でわかっていても、実際に体験してみると相当恐怖を感じるということがよくわかった瞬間でした。


上の動画は、余震で揺れるパシフィックセンチュリータワーです。手ブレしているので、ビルの変形はわかりませんが、よく見るとロールブラインドが激しく左右に揺れているのがわかります。

 何週間後に再びガリバーさんから、この景色を見た時、目の前のフロア数階のテナントが居なくなっていました。外資系のオフィスだったのかもしれませんね。