2月4日、5日と再び隠岐へ行ってきました。今回の出張は、現在進行中のプロジェクトの進捗確認、そしてもうひとつ大きな出来事のため…。
なんとWISE・WISEの佐藤社長、吉原様、大澤様がご来島頂く運びとなり、そのご案内もさせて頂きました。
ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、WISE・WISE(ワイス・ワイス)は「人と自然の関係を結び直す家具づくり」をテーマに掲げた家具メーカーです。フェアウッド(森林資源の再生が管理されている木材)のみを使用し、長期使用に耐えうる家具を製作・販売しています。
佐藤社長には、昨年11月に隠岐の木材利用について、アドバイスをお伺いする機会を頂いておりました。その際に、是非一度ご来島下さいとお話しておりましたが、こんなに早く実現して頂くとは思っておりませんでした。
森林や製材所を中心に見て頂きました。私の拙いガイドにもかかわらず、皆様真剣な眼差しでご覧頂き、随所で的確なアドバイスも頂きました。
隠岐の島を見て頂いた佐藤社長のご感想が、佐藤社長のブログにありますので、是非そちらもご覧下さい。(佐藤社長のブログ)
今回の佐藤社長様のご来島を、我々が推進しているプロジェクトの新たな糧にしていきたいと肝に命じました。

木活メンバーが極秘裏にテーブルを製作している吉崎工務店の作業所。
写真にあるのは、松食虫の被害にあった黒松の挽板。部分的に青いあざのようなものが見えますが、木目も美しく十分使えそうです。今までは全て廃棄処分としていました。

島内随一の規模を誇る製材工場、ウッドヒル隠岐。理事長を私の父が務める実家の関連会社です。私が隠岐の島を離れてから出来た工場なので、私も見るのが初めてでした。この工場が出来たため、実家のほうの製材所が休眠状態です。なので製材所を見たのは久しぶりでしたが、これぞ製材所!と言えるような活気ある工場でした。

松食虫の被害にあった黒松。幹の外側が青く変色してしまっています。中は使えそうですが、挽いてみると、ところどころ青い痣が出来ます。幼いころ、父親が松食虫の被害に頭を抱えていたことを思い出さずにいられません。
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