紫陽花が咲く、羽田空港国際線ターミナル

■約1年ぶりに羽田空港国際線ターミナルに行ってきました。

 所用があり、約1年ぶりに羽田空港国際線ターミナルに行ってきました。開港して約1年半経ちますが、その後どのような変化があるか、足早にパトロール。

 まず目についたのは、4階江戸小路入口に咲く紫陽花。当然竣工時にはありません。無機質になりがちな建築空間に季節感を取り入れた、心憎い演出です。

 

 江戸小路中央の舞台にも紫陽花を中心としたフラワーアレンジメントを設営しておりました。舞台左右の袖には移動式のFIS(フライト・インフォメーション・システム)が鎮座。舞台に気を取られて、フライトに遅れないようにするための配慮でしょうか?。

 

 鹿児島の栽培ハウスまで検査に行った、思い出のベンジャミン。京都の有名数寄屋大工である中村工務店の棟梁が、直々に選んだ一品も健在です。でもちょっと葉っぱに元気が無いような気もしました。

 

江戸小路入口に吊るされた、入居テナントの店名を記した提灯達。これも京都の有名な職人さんに作ってもらった一品です。手が触れる高さに吊るされているので、破けたりしていないか心配でしたが、全て綺麗な状態で一安心。ここにも紫陽花が活けられています。

 

 江戸小路の中村座前の様子。訪れたのが午後4時頃だったので、人影もまばら。

ちょっと寂しいように思われますが、これが空港の特徴。フライトが集中する時刻とそうでない時刻で、客足に雲泥の差が出るのです。羽田発のフライトは、まだ早朝と深夜に集中しているので、昼間は閑散としていますが、夜になるとお客さんが増えてきます。今後の昼のフライトが増えると、国内線のように一日を通してお客さんがいるような状態になるでしょう。

 

 屋上の展望デッキ。写真には写っていませんが、意外とお客さんがいました。こんな天気が悪いときでも、人は外に出たくなるものですね。写真左上に注目。キャノピーの先端に太陽光パネルをサンドイッチしたガラスが設置されています。ターミナルにはここのほか、屋上にも太陽光パネルが設置されています。

 デッキは人工木のデッキ。羽田2ビルでの経験を生かし、経年劣化しない素材を選びました。段裏にLEDの間接照明が設置されており、夜に行くととてもきれいですよ。

 

 

 最後は出発ロビー。やはりこの開放感はなんともいえない!。あまり気がつかないかもしれませんが、これだけの無柱空間は、空港はもちろんのこと、他の建築物でもあまり例が無いと思います。

 床のテラゾ―ブロックも割れておらず、竣工等時の綺麗な状態を保っておりました。やはりセメントテラゾは強いですね。ちなみに厚みは25ミリです。