港南台の家:解体現場

港南台の家、ついに着工しました。まずは解体工事です。

 

写真は手前から、キッチン⇒洗面脱衣⇒浴室⇒トイレとなっています。

 

築25年ですので、この住宅が建てられたのは1987年=昭和62年です。

昭和56年の耐震基準改正後に建てられているので耐震性はOKです。

 

築25年の家はだいたいこのような構造になっています。ちょっと解説すると・・・。

 

■基礎:布基礎です。写真で地面の土が見えているのが分かるとおり土間コンクリートは

      打設されていません。土台はコンクリート基礎に直接乗せてあり、床下換気口も

      見えます。

      大引きを支える束も木で、束の基礎は捨てコンです。こちらのお宅は状態が非常

      に良く、土台、大引きともにお風呂の一部を除いて腐食はありませんでした。

 

■内外壁:外壁は通気工法ではなく、断熱材⇒野縁⇒外壁(内壁)となっています。

       外壁側にはアスファルトシートのようなものが貼ってあります。

■屋 根:野地板は写真の通り構造用合板ではなく、製材の野地板ですね。

       天井に断熱材は無かったようです。

 

・こちらのお宅は建売住宅だったとのことですが、築25年にしては土間コンがなかったり、

 大引きと太掛けのレベルが合っていない(床が反っていました)など、購入時に見えない

 ところでやや荒っぽい施工をされていたように見受けられます。大引きや土台の状態が

 良かったのは幸いですが、冬にしんしんと冷えるのは、いた仕方ないという状況です。

・この年式の中古住宅を購入される方は、床下点検口や床下収納などから基礎の状態を

 良く確認することをお勧めします。

・今回の改装では床仕上げの下に断熱材を施工する予定です。これで冬の底冷え感は、

 多少改善されるはずです。

上の写真は弊社で設計した美しが丘の家の基礎施工時の写真です。

 

 基礎はベタ基礎ですので、基礎底版全面にスラブコンクリートを打設しているので、土は

見えていません。床下換気口はなく、コンクリート基礎と土台(写真では木の部分)の間に

通気基礎パッキン(写真では黒いゴムの板)を入れ、通気を確保すると同時に土台の腐食を

防いでいます。

 

25年間で基礎の作りも随分変わってきています。